豊富な知識と確かな実験技術で
独創性のある研究を展開します
総合研究所 食品研究領域 食品研究グループ
2017年入社/北海道出身(新卒入社)
K・Mさん
※所属・肩書は当時のものです

- これまでのキャリア
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- 2017年
- 総合研究所 第二グループ
- 2019年
- 総合研究所 食品研究領域 食品研究グループ
インタビュー
- 【現在の仕事内容】
- 微生物の酵素でオリゴ糖を製造する研究や、糖蜜を栄養源に油脂を蓄える微生物の研究

現在の業務内容を教えてください。
私が所属する食品研究グループは、主にてん菜を原料に新規食品素材の開発や、イースト関連製品や他微生物を利用した新規製品開発研究などに取り組んでいます。私はその中で、微生物の酵素でオリゴ糖を製造する研究や、糖蜜を栄養源に油脂を蓄える微生物の研究を行っています。また、研究テーマや製品品質に関わる様々な成分に関して、機器分析による検討なども行っています。
- 【ニッテンに興味を持ったきっかけ】
- 他社にないオンリーワンの製品を生み出す開発力

就職活動時にニッテンに興味を持ったきっかけは何でしたか?
求職時は研究職を希望して活動していたのですが、地元の北海道での募集を調べて初めてニッテンを知りました。
ニッテンを調べる中で、他社にはないオンリーワンの製品が多く、その開発力に魅力を感じ応募しました。
- 【仕事で大切にしていること】
- 情報収集を大切に、新しい技術、論文やニュースをチェック

日々の仕事で心がけていること・大切にしていることを教えてください。
情報収集は大切にしています。研究は日々発展しており、新しい技術の報告が毎日のように出てきます。その中には自分のテーマの参考になる情報もあったりするので、論文やニュースなどから最新の話題をチェックするようにしています。
また、実験が自分の想定通りの結果となったときは、問題の答えを見つけたようで少し嬉しく感じます。研究はトライ&エラーの繰り返しで、1発で正解の方法に辿り着けることは多くないですが、積み重ねの先に答えが見つかると達成感を感じます。
- 【苦労したことや大変な点】
- 研究が上手くいかない時、何故そうなるか解決策を見出す

仕事をするうえで大変な点や苦労したことはありますか?
研究は新しいものや方法を確立するものですので、何故そうなるのか全てが分かっている訳ではありません。そのため、上手くいかない時にその解決策を見出すのは非常に大変です。上手くいかない原因がすぐに見つからないこともあり、想定外に研究が進まなくなってしまうことが多々あります。そんな時は、まず同じような事例がないか、また、参考になる文献がないか調べるようにしています。それでもわからない時には周りに相談して、色々な意見を聞くようにしています。研究所には色々な分野の出身の人たちがいて、自分では思いつかなくとも他の視点から見ると答えやヒントが出るときもありますので、一人で考えすぎないようにしています。
- 【ニッテンならではの強み】
- てん菜を核とした様々な分野があることで新しい発想が生まれる

業務を行う上でニッテンならではの強みだと感じるのはどんな点ですか?
当社はてん菜を核として、飼料や農業資材、食品素材など、多岐にわたる研究をしており、研究所自体の規模は大きくありませんが、これは大きな魅力だと感じています。様々な分野があることで新しい発想が生まれることもありますし、意外な視点からアドバイスをもらえることもあるので、他分野との交流ができるこの環境はニッテンのいいところだと思います。
- 【将来の展望】
- 新しい価値の創造、新しいアイデアの創造を実現できるような人材に

将来はどのように成長していきたいと考えていますか?
豊富な知識と確かな実験技術に裏付けられた独創性のある研究を展開できる研究者になりたいと考えています。今、砂糖業界は厳しい状況にあり、新しい価値の創造が必要な時代となっています。この状況を解決するには、既存の方法の活用という手段もありますが、新しいアイデアの創造も大切であると考えています。そのため、私自身がそれを実現できるような人材になれたらと思います。
代表的な1日のスケジュール
- 7:35
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出社・メールチェック
- 7:45
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実験、データ整理
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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グループ内ミーティング
- 15:00
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報告書作成、実験準備など
- 17:15
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退社
求職者の皆さんへメッセージ
話しやすい雰囲気はすごくいいと思います。今の職場は年齢層も近い人が多く、気兼ねなく相談や意見交換ができるので、とてもやりやすいです。
他分野との交流、アドバイスを頂くことができる環境ですので、興味のある方は安心して挑戦してみてください。
