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  5. 研究系 畑作園芸グループ N・T

農業研究におけるエキスパートとして
より大きな社会貢献を目指します

総合研究所 農業研究領域 畑作園芸グループ

2013年入社/熊本県出身(新卒入社)

N・Tさん

※所属・肩書は当時のものです

これまでのキャリア
2013年
総合研究所 第三グループ
2019年
総合研究所 農業研究領域 畑作園芸グループ

インタビュー

【現在の仕事内容】
ペーパーポット、育苗用培土、液肥など、農業資材の開発・評価を担当

現在の業務内容を教えてください。

ペーパーポットの開発・改良、育苗用培土、液肥他、農業資材の開発・評価などを担当しています。ペーパーポットの開発は、原材料である原紙や糊の開発をそれぞれのメーカーと共同で行い、紙の抄造方法から始まり、ポットの成型について、さらにそのポットを用いた育苗試験と多岐に渡ります。私自身、農学部出身で紙の抄造やペーパーポット製造のことは全く知りませんでしたが、当社での開発を通して多くの知見を得ることができました。一方で、育苗試験では学生時代の経験を活かして様々な栽培試験を行っております。その他、育苗培土や液肥を当社で販売していますので、それら商品を用いた栽培試験を通して、新たな改良や新規栽培方法提案等も行っています。

【ニッテンに興味を持ったきっかけ】
栽培研究でニッテンを知り、ペーパーポットを開発した製糖会社に興味

就職活動時にニッテンに興味を持ったきっかけは何でしたか?

大学時代の栽培研究で、甜菜種子を当社より頂いて研究していたことから、当社のことを知りました。
農業分野と狭い範囲ではありますが、ペーパーポットという商品が何十年も利用されているということに驚きを受けて、さらにその商品を開発したのが製糖会社ということで興味を持ちました。

【仕事で大切にしていること】
関係者の方々の支えに恩返しの気持ちを忘れない

日々の仕事で心がけていること・大切にしていることを教えてください。

感謝です。私の仕事は、社内の多くの先輩、後輩、そして社外の関係者の方々の支えがあって成り立っているので、常に恩返しの気持ちを忘れずにしています。
仕事を通してやりがいを感じるときは、自分の立てた目標を達成できた時と、自分が開発に携わったものも含めて、当社商品のユーザー様の生の声を聞けたときです。
最近ではソーシャルメディアを通じて、そういったところを目にすることができるので良いですね。

【苦労したことや大変な点】
人一倍の熱量で熱い気持ちを全体に伝播

仕事をするうえで大変な点や苦労したことはありますか?

研究開発業務は、最初は研究員同士の少人数から始まり、開発に向かって多くの人と関わりながら進めていきますが、全員の意識を統一するところが難しいです。
そのような中、自分一人が何かやったところで、変わる部分は僅かかもしれませんが、私は人一倍の熱量で仕事に取り組むことにしています。熱は伝播するので、少しでも多く、熱い気持ちが全体にいき渡るといいなと思っています。また、人から熱量をもらうこともあるので、その時は感謝すると同時に自分のエネルギーに変えるようにしています。

【ニッテンならではの強み】
「温故知新」いつの時代も答えはシンプル

業務を行う上でニッテンならではの強みだと感じるのはどんな点ですか?

ペーパーポットをはじめ、ニッテン100年の歴史が築いた多くの技術や開発者マインドでしょうか。
研究開発で多くの困難な場面で立ち止まることもありますが、先輩方の残した研究結果や文章にヒントが多く隠されています。
「温故知新」いつの時代も答えはシンプルで、その時代の社会貢献に努めてきたのだと実感させられます。

【将来の展望】
新たな研究や開発を通じて、より大きな社会貢献を目指す

将来はどのように成長していきたいと考えていますか?

まずは今、携わっている開発・研究の商品化やゴールへ向けて全力で取り組んでいきたいです。
その過程を通じて、ペーパーポット開発および農業研究におけるエキスパートを目指すとともに、新たな研究や開発を通じて、より大きな社会貢献を目指すことが長期的なビジョンです。

代表的な1日のスケジュール

7:30

出社・メール確認・報告書作成

8:00

ラジオ体操・ハウス水やり・圃場見回り

8:30

スケジュール確認

9:00

水耕栽培試験

10:00

小休憩、雑談

10:30

水耕栽培試験

12:00

昼休憩(自宅)

13:00

プレゼン資料作成

15:00

海外共同研究先打ち合わせ

17:30

メール確認、翌日スケジュール作成

求職者の皆さんへメッセージ

ペーパーポットは、当社のみが製造販売している農業資材でとても奥が深いです。日本、さらには世界の農業について研究活動を通して貢献したいと思っている方であれば充実した時間を過ごせると思います。また当社、総合研究所は北海道帯広市にあり、広大で自然豊かな十勝平野の中で研究生活できることはとても素晴らしいです。業務内容に興味のある方は是非挑戦してみてください。

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