売って終わりではなく
売ってからが大事な仕事です
飼料事業部 営業課 帯広営業所
2020年入社/北海道出身(中途入社)
M・Dさん
※所属・肩書は当時のものです

- これまでのキャリア
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- 2020年
- 飼料事業部 営業課 南十勝営業所
- 2022年
- 飼料事業部 営業課 帯広営業所
インタビュー
- 【現在の仕事内容】
- 配合飼料の営業として酪農生産者様を訪問

現在の業務内容を教えてください。
当社独自の配合飼料の販売・営業が主業務となります。
十勝管内の既存のお客様に対して、粗飼料分析(牧草等の栄養値を調べる)や飼料設計(牛が食べる餌の栄養値と要求量を分析し、給与メニューを作成)を行い、酪農生産者様の課題解決に向けたサポート業務も行っています。その他、飼料の配送(紙袋・小物)も行っています。
1日のほとんどは外勤であり、車を運転して1日にだいたい7~8軒のお客様のところへ伺っています。
- 【ニッテンに興味を持ったきっかけ】
- 営業に特化した業務で前職の経験を活かしたい

就職活動時にニッテンに興味を持ったきっかけは何でしたか?
私自身が十勝管内の出身ということもあり、会社名については昔から認知しておりました。私の場合は中途入社のため、転職するにあたり地元で働きたいという気持ちがあり、たまたま十勝管内の求人を見ていた際に目に入ったことがきっかけです。そこから求人内容を見ていく中で、営業に特化した業務を行うことが出来る、前職でも営業の仕事をしていた経験を活かせると思ったと同時に、魅力を感じました。
また、企業としても長い歴史があり、かつ地域密着型の企業として、地元住民からも「ニッテンさん」という愛称で親しまれていることは昔から知っておりましたので、地元に貢献できるような仕事をしたいと思っていた私にとっては、一番の魅力と感じました。
- 【仕事で大切にしていること】
- 常に先を考えて行動し、酪農生産者様の目線で考える

日々の仕事で心がけていること・大切にしていることを教えてください。
「常に先を考えた行動をする」ということです。例えば、事務作業においては、一人で完結できる業務は少なく、必ず周囲の方と協力して進めていくことになります。特に上申する場合や、同僚の承認を得る場合等において、どのように資料を作成したらその後の業務処理がスムーズに進むか、を常に考えることを心がけています。
また、営業においても同様に、お客様目線での対応を重視しています。特に生産者様相手が多い業務のため、「この営業は酪農家目線で物事を考えてくれているか」という部分は、お客様からよく見られていると感じます。例えば営業車を停める位置がお客様の仕事上、邪魔ではないか、といった基本的なことも気を付けています。また、飼料を新しくお取引いただけた場合は、その後の使用感、他社との差などをしっかり確認し、ご使用いただいた所感や意見・感想をしっかり把握できるような対話が出来るようにすることを心がけています。
飼料の営業は、売って終わりではありません。お客様との信頼関係を含め、売ってからが重要な営業の仕事だと考えています。その考えのもと、特に新しく取引を頂けることになったお客様より、「お前に任せる」という言葉を頂いたときには、やりがいや喜びを感じるとともに、改めて責任を持った行動をしなければならない、と自身のモチベーションを高める要因にも繋がっています。
- 【苦労したことや大変な点】
- いかに周囲と連携し、トラブルを解決するか

仕事をするうえで大変な点や苦労したことはありますか?
やはり一番大変だと感じることは、「トラブル時の対応」です。いかに迅速かつ正確に、また対応時に関わる周囲の方に迷惑をかけぬような対応をする。という部分が大変だと感じています。トラブルが起きた際、大体のケースで自分一人では対応しきれないことが多いです。運送会社へ急な飼料の配送をお願いしたり、お客様の飼料タンク修繕を依頼するタンク業者を手配したり等、ケースにより様々な対応があります。その中で迅速かつ正確に対応するには、常日頃からトラブルがあった場合はどうすればよいかを考える必要があります。また経験が乏しければ、上司や同僚へ教えてもらいながら対応しなければならないため、日頃から周囲の方との情報共有やコミュニケーションを取っておくことを心がけています。
- 【ニッテンならではの強み】
- 砂糖会社としての知名度と営業としての説得力

業務を行う上でニッテンならではの強みだと感じるのはどんな点ですか?
第一の強みは、新規のお客様でも砂糖会社として社名は知って頂いているという認知度です。やはり飛び込み営業も多い業務の中で、初対面でも社名を知って頂いているということは、対話の入口の壁が低くなると感じています。また、自社で実験農場を持っていることや、自社で一貫して製造・販売・営業を行っていることもお客様への説得力に繋がっていると思います。
会社の歴史が長く、色々な事業を展開していることについても、お客様の印象として、まずはプラスの印象を持っていただけていると思いますし、営業職としては、他事業の話などを話題に出すことで引き出しも増えるため、そういった点は当社の強みであり魅力であると感じています。
また、従業員目線としては、特に近年はIT化が高速的に進んでいる情勢の中、しっかり対応していく、といった会社姿勢も見え、行動を起こしている点では、時代に乗り遅れる心配がないと、安心できる部分だと感じています。
- 【将来の展望】
- 今後を担う若い人材の育成に携わりたい

将来はどのように成長していきたいと考えていますか?
まずは入社歴も浅いため、目の前の仕事に注力していきたいと思っております。
将来的には、会社の若い人材を育てるような立場の人間として、社内にも貢献できる業務についてみたいという思いがあります。やはり最も重要なのは会社の大きさではなく、人間力だと感じます。特に今後さらに業務の効率化、AI化等が急速に進んでいく世の中になると思われますが、最後に直の肌感で決断・行動するのは人間だと思っていますので、人への投資という観点からも、原石である若手・後進を育成できるような業務に携わることが出来ればと考えております。
代表的な1日のスケジュール
- 8:00
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出社、当日の訪問先確認
- 9:00
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酪農家へ訪問、営業
- 16:00
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帰社、デスクワーク(日報入力、相談事項等があれば上司へ相談等)
- 17:30
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帰宅
※基本的には外勤がメインで、一日中会社で事務作業を行うことは少ないです。
求職者の皆さんへメッセージ
周りの方と協力して行う業務もありますが、多くは一人で営業に行ってお客様とやり取りをすることになるので、自分自身に向き合い目標を立てて頑張れる方には向いていると思います。
最初から100%上手くできる人はいませんし、ミスをしてしまっても「仕方ない、次だ!」と思える人の方が広い視野でお客様とお付き合いすることができ、営業としての成果を出すこともできると思います。
また、私は社会人を10年経験しておりますが、社有社宅や各種手当、有給日数等の福利厚生については他社よりもかなり充実していると感じており、休暇についても、しっかりと取得できるような環境、仕組みがあり、プライベートも充実出来ていると感じています。 プライベートが充実しないと仕事にも影響し得ると考えておりますので、そういった観点からも非常に働きやすく、会社の雰囲気も申し分ないと思っています。
北海道というフィールド、そして充実した環境でのお仕事に興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
