ベタインって何?

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てん菜から発見されたアミノ酸

ベタインはアミノ酸の一種で、てん菜で初めて発見されたことからてん菜の学名Beta vulgarisに由来してBetaine(ベタイン)と名付けられました。

ベタインは動植物に広く存在し、動物ではエビ、カニ、タコ、イカ、貝類などの水産生物に多く含まれ、甘味や旨味に関わっています。植物ではイネ科の麦芽、ヒユ科のてん菜やホウレンソウなどに含まれ、その中でもてん菜が属するフダンソウ属(Beta属)に多く含まれています。ベタインは浸透圧調節物質として植物の耐塩性に寄与していると言われています。

※本コラムでは、トリメチルグリシン(グリシンベタイン)を指しています。


ベタインの構造

ベタインの工業生産

ベタインの機能性は古くから研究されており、世界的に飼料向けの需要がありました。日本では食品添加物や化粧品素材としての利用があります。

てん菜糖蜜にはベタインが含まれていることから、当社はてん菜糖業界で世界に先駆けて糖蜜からのベタイン製造工程を開発し、食品添加物となる高純度のベタインを製造しています。

※当社製品のより詳しい情報が知りたい方はこちらをご覧下さい。

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畑から、食卓へ。

てん菜産業のパイオニア