砂糖の原料は?

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砂糖の原料は

砂糖は「てん菜(ビート)」と「サトウキビ」から作られます。どちらの原料から作られる砂糖も同じものですが、てん菜から生産された砂糖は「てん菜糖(ビート糖)」、サトウキビから生産された砂糖は「甘しゃ糖」と呼ばれます。

てん菜(ビート)

てん菜(ビート)

サトウキビ

さとうきび

てん菜

てん菜は国内では北海道でのみ生産されており、北海道農業の基幹作物として畑作の輪作体系に取り入れられています。生育期間は約6ヶ月で、春先に植え付けられ、秋に収穫されます。その後、てん菜生産地近くの製糖工場へ運ばれ砂糖が作られています。
当社では「てん菜糖」を芽室製糖所、美幌製糖所、士別製糖所で生産しております。

サトウキビ

サトウキビは国内では鹿児島県の南西諸島や沖縄県で生産され、台風や干ばつに強いサトウキビはこの地域では欠かすことのできない基幹作物となっています。サトウキビ生産地にある製糖工場では主に粗糖が生産され、粗糖は国内消費地に近い精製糖工場に運ばれて、粗糖を精製して純度を高めた精製糖が作られます。 

  てん菜 サトウキビ
植物学上の分類/特徴 ヒユ科/二年生植物 イネ科/多年生植物
糖分 根の部分 約16% 茎の部分 約11%
生産地・世界 温帯~寒帯地域
(ヨーロッパ 他)
熱帯・亜熱帯地域
(タイ・オーストラリア 他)
生産地・日本 北海道 鹿児島県・沖縄県 他
産糖量・世界 約34,000千トン 約131,000千トン
産糖量・日本 約560千トン 約160千トン
※産糖量 世界:2021砂糖年度、日本:2022砂糖年度

マップ

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畑から、食卓へ。

てん菜産業のパイオニア