砂糖はなぜ白いの?

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砂糖の結晶は無色透明

お店でよく目にするグラニュ糖や上白糖など、いわゆる白砂糖は、拡大して観察すると無色透明の結晶であることが分かります。しかし、無色透明であっても小さな結晶としてたくさん集まっていると光が乱反射して白く見えるのです。雪が白く見えるのと同じ現象です。

グラニュ糖 結晶

砂糖は漂白されているという誤解

白砂糖は漂白しているという誤解を目にすることがありますが、砂糖の製造工程で漂白は行われておりません。
では、どのように色を除去しているかというと、糖液中の不純物をイオン交換樹脂や活性炭に吸着させて除去しています。不純物を除去した糖液を用いて砂糖の結晶を得ることで白い砂糖は作られています。

※本コラムでは、漂白剤を用いて色成分を化学的に分解あるいは変化させ無色にすることと定義しています。

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畑から、食卓へ。

てん菜産業のパイオニア