従業員にアンケート調査を実施
従業員にアンケート調査を実施 ~ 農福連携の取り組みから ~
2024年4月
当社では、各事業所における研修会の実施、障がい者就労支援施設を対象としたパン作りコンテストの開催など、社内外で農福連携に関する取り組みを行っております。
その一環として、障がい者の社会参加に関する認知度把握と理解促進を目的に、従業員へのアンケート調査を実施中です。
アンケート調査は全5回実施の予定ですが、第3回までの気づきをご紹介いたします。
第1回調査 「障がい者の理解」
「障がいのある方」と接したことがある人は多かったものの、内臓系の障がい、最重度知的障がい、高次脳機能障がい、広汎性発達障がい、LDなどについては、認知度が低いことが分かりました。
第2回調査 「障がい者に対する合理的配慮に関する事項」
「障害者差別解消法」については、半数以上の人があまり理解していないという結果に。
職場での合理的配慮に関しては、バリアフリー、仕事の選択、コミュニケーションといった課題が挙げられました。
障がい者に対する理解はあるものの、接し方や配慮をどの程度まで行えばよいか、不安を感じていることがうかがえます。
第3回調査 「障がい者雇用に関する事項①」
法定雇用率については、意味まで理解している人は少ないこと、どのような業務が向いているかでは、事務作業系の選択肢に回答が多く、工場内作業・企画・運搬作業の項目へは回答が少ない傾向となりました。
調査を重ねるにつれ、障がいについて調べている従業員が増えていると感じられます。
全5回の調査終了後には、回答者の中からメンバーを選抜し、農福連携の先進事例の視察研修を行う予定です。