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DFAⅢ 製品解説

DFAⅢ

ミネラルの吸収を高めるオリゴ糖
植物素材より独自技術で北海道にて製造

INDEX

DFAⅢとは


DFAⅢは、チコリー由来のイヌリンから生まれたオリゴ糖で、当社は独自技術により北海道の自社工場で高純度品を製造しております。
カルシウムなどのミネラルと一緒に摂取すると、ミネラルの体内吸収が高まることが報告されています。
DFAⅢは難消化性であり、大腸に届いて腸内細菌の栄養となり腸内環境を酸性にします。
DFAⅢは、二つの果糖が2本のグリコシド結合で繋がったユニークな構造をしており、高温や酸性の条件でも分解しないことが特長です。

健康機能性

カルシウム吸収促進効果


DFAⅢとカルシウムを同時に摂取すると、カルシウムの吸収率が高まると共に、
カルシウムの体内保留率や骨形成が高まることが報告されています。
【DFAⅢがカルシウム吸収を促進する2つのメカニズム】
①小腸の細胞間経路におけるカルシウム吸収の増加
②大腸内発酵によるpH低下でミネラルが可溶化




貧血改善

貧血者への鉄剤とDFAⅢの投与で、貧血が改善することが報告されています。

      



 
 
 
 
 

難消化性


DFAⅢは難消化性で、血糖値に影響しません。またエネルギー値は砂糖の1/4(1kcal/g)と低いことが特徴です。

素材特性

外観・味の特徴


白色結晶で、後味にわずかな苦みとほのかな清涼感があります。
甘味度はショ糖の約半分(49)です。

溶解度


DFAⅢはショ糖と同様に水に良く溶けます。

安定性

DFAⅢはpH2~6で100℃、30分間の加熱処理をしてもほぼ100%残存し、酸性下で非常に高い熱安定性を持ちます。

保存性

DFAⅢはpH3、37℃の条件下で3ヶ月間保存してもほぼ100%残存します。

吸湿性

DFAⅢはショ糖と比較して吸湿性が低いです。

着色性

DFAⅢはメイラード反応による着色性が低い特性があります。

製造

用途


DFAⅢは清涼な甘味、耐熱・耐酸性に優れている、メイラード反応が起こりにくい、保存性に優れている、吸湿性が低い、などの優れた加工特性から
菓子・飲料・健康食品など幅広い分野にご使用いただけます。

【使用例】
飲料    :酸性果汁飲料、野菜飲料、青汁、乳飲料、缶コーヒーなど
レトルト食品:カレー、総菜など
発酵食品  :ヨーグルト、漬物など
菓子    :和洋菓子、ゼリーなど
サプリメント:打錠、顆粒、粉末、ドリンク剤など

畑から、食卓へ。

てん菜産業のパイオニア