2023年度マテリアリティ実績
2023年度のマテリアリティ当社取組実績について、下記のとおり概要を報告します。
(詳細については、各項目のリンクよりご覧ください)
持続可能な農業への貢献
減農薬・減肥料・省人省力化に向けたてん菜新品種導入や農業資機材の普及に努め、概ね目標を達成しております。
また、酪農におけるアニマルウェルフェアを考えた牛の健康維持に貢献する商品もリリースしております。
気候変動への対応
事業活動における温室効果ガス排出の算定をScope1およびScope2に関して進めており、23%のCO₂削減を達成しております。
社用車の新規購入は原則HV車としており、物流方法についてもCO₂排出量を意識した改善に取り組んでおります。
CO₂吸収源である林業用育苗資材や酪農におけるメタン発生を軽減する飼料の開発を進め、地球温暖化防止に貢献すべく製品開発を行っております。
資源の有効活用
製糖工程で発生する石灰の97%を土壌改良剤として有効活用しております。
水資源の節減も冷却塔の導入やてん菜の貯蔵管理方法の見直しにより大きく進めております。
てん菜原料輸送に関わる車両の大型化、てん菜貯蔵時の温度管理のデジタル化、てん菜貯蔵体積測定のデジタル技術活用で省力化を進めております。
脱石油を目指し、当社製品の包装容器類のプラスチックの削減とバイオマス素材の活用も進めております。
食の安全・安心
食品安全にかかわるFSSC22000の認証を継続し、従業員に対する食品安全意識の向上も継続的に実施しております。
また、食料基地である北海道に根差した企業が生み出す製品であることをアピールし、消費志向に合わせた製品を供給しております。
働きやすい環境の実現
職場におけるハラスメントを防止するための研修や労働安全にかかわるリスクアセスメント研修、体感型労災防止研修を進めております。
また、女性活躍を推進するための育休相談窓口の設置や育児休業取得の促進を図っております。
種々の環境整備を行い、従業員の定着率向上について、取り組みを進めております。
地域社会への貢献
当社事業活動に関する地域の理解を深めて頂くため、小学生を対象にした課外授業を実施しており、ビート資料館フェスタ開催等の地域貢献活動も実施しております。
農福連携の取り組みとして障がい者の積極的な雇用に向けて社内および地域の関係者の研修会を実施し、理解を深めております。
今後もマテリアリティの確実な実行や世界情勢の変化に合わせた計画見直しを行いながら、事業継続のため、全社一丸となって活動していきます。