脱炭素に向けたアンモニア利活用の協議への参加について

2024年4月25日

 この度、日本甜菜製糖株式会社(以下、当社)は、脱炭素対策としてアンモニアの利活用についての協議に参加し、多角的な取り組みを進めることと致しました。
 4月25日、北海道電力株式会社、北海道三井化学株式会社、株式会社IHI、丸紅株式会社、三井物産株式会社、苫小牧埠頭株式会社の計6社は、北海道、苫小牧地域を拠点としてアンモニアサプライチェーン構築に向けた共同検討を開始する旨、発表しました。
 6社が拠点化を目指す苫小牧地域は広大な用地を有し、北日本最大の海上輸送拠点である事からアンモニアを広く供給できる可能性が期待されます。当社は共同検討に並行して行われる協議に利活用先候補として参加することと致しました。
 アンモニアは燃焼時に炭酸ガスを排出しないことから、発電分野での燃料利用や産業分野での燃料・原料利用など、幅広い分野での脱炭素化に貢献する次世代エネルギーと期待されています。
 当社は、発電用ボイラにてアンモニアを利用することで炭酸ガス排出量削減を進め、持続可能なてん菜産業の実現に取り組んで参ります。