3.持続可能な技術・新商品の開発

昨今の環境や社会における大きな変化に対応し、企業として今後も更なる発展をし続けるため、従来の企業活動の継続のみならず、 環境課題、社会課題の解決に繋がる技術・新商品の開発に力も入れ、新たな価値の創造を目指します。


●てん菜および他作物において、減農薬・減肥料・省人省力化(スマート農業)を目指し、生産費を低減

減肥料・減農薬・省人省力化に繋がるてん菜品種や栽培技術の導入を図ります。
◆主な取り組み
・労働時間短縮に寄与する除草剤耐性品種を導入
・褐斑病抵抗性品種の優良品種登録に向けた取り組みを実施

研究部門にて開発された農業資機材の普及により、農業の省人省力・省作業化を図ります。
◆主な取り組み
・トラクタ装着型の ひっぱりくん🄬 の拡販により、苗や球根の植付作業を省力化※植付労力削減効果
・白ネギ:7割削減(簡易移植機 ひっぱりくん🄬 比)/らっきょう:6割削減(慣行植付比)

●有機農業を視野に入れた製品群・栽培方法を開発・製造し、内外に普及させる

有機農業に対応する商品や、栽培方法の国内外への普及を図ります。
大量の炭素を長期間貯蔵する林業事業に当社技術(紙筒移植他)を活用し内外に普及させます。
◆主な取り組み
・育苗技術の確立
・民有林での普及、推進活動
・林業用生分解性紙筒の開発
・林野庁「伐採と造林の一貫作業システム」にて紙筒苗木の容認と普及推進

●牛の健康に良い飼料を開発・製造し、牛の長命連産を目指す

牛の長命連産を可能にする飼料の開発に取り組みます。
◆主な取り組み
・新製品開発
・開発研究成果を公表(学会発表/特許取得等)

●当社製品購入後に廃棄されるプラスチック・ビニール等の削減を目指す

製品包装の使用素材を見直します。
◆主な取り組み
・砂糖製品小袋へのバイオポリエチレンの採用

出荷時の包装資材を見直します。
◆主な取り組み
・生イースト製品段ボールに使用中のPPバンド(プラスチック製梱包バンド)の廃止



1 気候変動への対応
2 資源の有効活用
3 持続可能な技術・新商品の開発
4 食の安全・安心
5 働きやすい環境の実現
6 地域社会への貢献