サステナビリティ方針

持続可能なてん菜産業へ

 当社は、「開拓者精神を貫き 社会に貢献しよう」を社是に、主業であるてん菜糖業を通じ、北海道畑作農業の持続的な発展、北海道地域経済の発展に貢献してまいりました。また、国産原料を使用した砂糖を安定的に供給することで、国内食料自給率の維持向上に貢献を続けております。

 1919年6月、前身である「北海道製糖株式会社」の創業以来、資源の有効活用や環境対応において、製糖副産物を原料にしたオリゴ糖製品や、紙を原料にした育苗資材(ペーパーポット®)など、環境負荷に配慮した研究・新製品の開発に取り組んできました。2019年6月、当社は創立100周年を迎え、2022年1月にはSDGs等の世界的な潮流を踏まえて「日甜アグリーン戦略」を策定しました。将来の当社事業の方向性として「てん菜糖業」から「てん菜産業」への飛躍を図ること、農業を基盤とした成長事業の展開を考えております。
※「アグリーン」とは、「アグリカルチャー」と「グリーン」を掛け合わせた造語です。

 従来からの取り組みに加え、2022年6月に設置したサステナビリティ委員会において社是、日甜アグリーン戦略等に則した新たな目標を検討・策定致しました。今後も目標へのチャレンジを通じ、持続可能な社会の実現と、当社事業の「持続的なてん菜産業」への成長の両立を図るべく、取り組みを進めてまいります。