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日本甜菜製糖株式会社は砂糖を主軸とする総合食品企業です。

〒108-0073 東京都港区三田三丁目12番14号
ニッテン三田ビル

砂糖は人工的に作れますか?


自然甘味料が売り物のキシリトールは、現実にはほとんどが化学合成(水素添加法)で人工的に作られているそうですね。
砂糖は、吸収されると分解してブドウ糖と果糖になると聞きましたが、逆にブドウ糖と果糖から人工的に砂糖を作ることもできますか?

キシリトールは、キシロース(木糖)という糖に化学的処理で水素を添加することで、キシロースの化学構造の一部を変化させて作られています。
これとは少し違いますが、人工的に砂糖を作ることも可能です。
砂糖合成酵素(スクロースシンターゼ)いう酵素を利用し、果糖とブドウ糖から酵素的処理で砂糖を合成します。
しかし、反応効率、原料となる果糖とブドウ糖の費用、酵素の費用、分離工程などを考えると、現在市販されている砂糖よりも、非常に高価になってしまいます。これでは工業的に成り立ちません。
自然界で甜菜やサトウキビ等の植物は、非常に効率良くたくさんの砂糖を蓄積させる仕組みをもっています。ですから、植物にたくさん砂糖を作ってもらい、それを頂いた方が大量にコストも安く手に入るわけです。
このようなわけで、人工的に合成した砂糖は実際市販されていません。あくまでも、実験室レベルの話です。

砂糖の精製は、化学合成とどう違うのですか?

精製工程と化学合成工程は、大きく違います。
砂糖は、植物が炭酸ガスと水を原料に太陽の光を使って作られた物質です。砂糖の精製工程は、砂糖の化学構造を全く変化させることなく、砂糖以外の不純物を取り除いて結晶化する操作です。
化学合成工程は、原料となる物質の化学構造を化学的処理や酵素的処理で変化させる操作を行います。
砂糖は、植物中にはじめから存在しているものを、きれいにして取り出しているだけです。


他の甘味料で、人工的に(化学合成で)作られているものを教えてください。

人工的に作られているという意味を、原料の物質の化学構造が変化しているととらえた場合は、酵素的処理も入りますが、ここでは化学的処理で作られているものを紹介します。

アスパルテーム
アミノ酸であるアスパラギン酸とフェニルアラニンのメチルエステルを、縮合という反応をさせて作っています。

サッカリン
十九世紀末に発見され、1901年から使用されている、最も一般的な甘味料です。水に溶けにくいサッカリンと、水に溶けやすいサッカリンナトリウムがあります。

スクラロース
平成11年に、安全性が確認された甘味料で、砂糖を原料に作られています。砂糖の600倍の甘さがあります。

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